事例と具体例を使う話し方

「釧路湿原の広さは約200平方キロメートルです」と言われても、「広いんだなぁ」くらいしかわかりません。「琵琶湖と同じくらいなのかな?」と思うくらいでしょうか。

具体例をあげるとわかりやすくなります。

よく使われるのが「釧路湿原の広さは東京ドームの5600個分です」となるわけですが、みなさんどうですか?これもサッパリわかりませんね。500倍とか5000倍とかは、もう人間のイメージ出来ない倍率なわけです。

「釧路湿原の広さは山手線の内側の4倍くらいです」とか「琵琶湖の面積の3分の1くらいです」と言われると少しわかりやすくなってきましたね。具体例をあげるにしても、適切な例でないと意味がないということです。

「コミュニケーションには態度が大事です」と言われてもわかりにくですし、説得力がありません。

これに具体例を示して、

「ずっと、しかめっ面で笑顔も見せずに会話しておいて、”あなたはいい人ですね”といわれても嫌味にしか聞こえませんよね?言葉よりも表情や態度が強く伝わるからなのです。だから、コミュニケーションには態度が大事です」と言われると聞き手は「そうだなぁ」と納得するのです。

昔から雄弁家は「一理三例」といって、ひとつの理論理屈を説く時に3つの例をあげるといわれいます。

■次の記事 「 例え話をつかう話し方 」 もご覧ください

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