上手い人の話し方
力強さのある話し方にするには、ひとつの文章の中で視線を変えないこと(3−6、4−3−A)、手振りをまじえること、落ち着いた低いトーンで話すこと(4−2)のほかにとても大事なことがあります。
話し方に間をつくることです。
落語や漫才に、「間」 が非常に大事なことは皆さんご存知でしょう。
明治〜大正〜昭和をまたにかけて、活動弁士、漫談家、小説家etcとして大活躍し、「話術の名手」と呼ばれた、徳川夢声氏は『 話し方のコツは 「間」 にある 』 と説いていました。話上手な人は、皆うまく「間」をいれて話します。
上手にスピーチをしようとすると、話の内容にばかり注意しますし、どうしても何か話していないと不安で、次から次へとスピーチを続けてしまいます。しかし、適度な 「間」 がないと聞きづらい話になってしまいます。
話にメリハリをつける究極の技術は、何もしゃべらない 「間」 のとりかたにあります。
聴衆が「あれ、どうしたのかな」と思うくらい、自分でも「少し長いかな」と思うくらい、 「間」 をとって、おもむろに、低いトーンで話はじめてみてくてください。シーンとする時間が出来ることで聴衆がスピーチに集中し、そのつぎのフレーズがスポットライトがあたったかのように強調されるのです。
