あがり症の話し方
「なんとかしてアガらないようにしよう」と、アガリと戦うような考え方にはむしろ害があります。「アガらないためにはどうしたらいいか」と対策ばかり考えたり「アガリに負けないぞ」と変に力まないほうがいいのです。現状をありのままに認めてしまいましょう。
まず、素直に自分はアガっているんだと認めて、ゆっくり落ち着いて自分を観察してみます。「この人は顔や耳が赤くなってきている」「この人は心臓がドキドキして、鼓動が速くなってきているだろうな」というように、客観的に自分を見るだけでもかなり心が決まってくるものです。
アガっているのにもかかわらず「自分はアガっていない」と自己暗示をかける方法などをききますが、すぐに効果を期待するのは難しいようです。アガっているなと認めることは、自己暗示をかける練習などの習得時間もかからず、誰でもすぐに簡単にできますし、ずっと心が軽くなります。
話法としては、話のはじめに「実はアガってるんですよ」「アガって手が震えてます」と正直に伝えるだけいいのです。
アガルのは、素直で純情な証拠なのです、アガルことは恥ずかしいことではないのです。
あなた自身ではなくて目の前の相手がアガっていたとしたらどうでしょう。その人を「情けない人だ」「最低だ」などとは思わないですよね?
応援したい気持ちになるのが普通です。好感・好意に近い感情を抱く人がほとんどなのです。最近カミングアウトをいう言葉をよく耳にしますが、アガっていることを相手に告げることも一種のカミングアウトなのです。言ってしまうことで気持ちも軽くなりますし、言えたことで勇気も湧いてくるのです。
