早口や方言でもいい

よく早口の方が「ゆっくりわかりやすく話したい」といいます。しかし意識的に「ゆっくり」話そうとすると、とても不自然な感じになります。

原稿を読み上げるような、どこか作った印象のある話し方になります。間延びして、決して日常会話ではないようなスピードになり、好ましくないものになってしまいます。

「語尾をはっきりさせる」「間をしっかり取る」などの工夫で、わかりやすい話し方になります。語尾の発音が不明瞭なのが聴きづらい話し方の一番の理由ですから、ゆっくり話すことでわかりやすくしようとせずに、語尾に注意し、話す速さは、普段の通りに、自然に話せばいいのです。

アメリカの有名な講演家デール・カーネギーはスピーチ教育の大家でもありますが、上達のコツを3つ上げています。

スピーチ上達のコツ

  1. 実例をあげる
  2. 質問をする
  3. テンポをよくする

テンポよく話すためにはある程度のスピードが必要です。ただ、無理して早口にするのではなく、間延びさせないくらいの自然なスピードをこころがけましょう。

方言を気にする方も非常に多いのですが、普段使い慣れていない標準語を話そうと意識すると緊張が増します。

一般に、方言から受けるイメージは「素朴」「純情」「誠実」などの好感・好意に近いものが多いのです。

人込みの中で故郷の訛りを耳にすると、ふと懐かしさを感じますし、見ず知らずの人と話していて、話し方から同郷だとわかり話がはずむなどということもよくある話です。

方言はプラスになることさえありますから、あまり気にせずに自然に話しましょう。

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